近況報告

こりゃホンマ(鬱)勃起もんやで……

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

 

 先日DLsiteにてYostarから『【ブルーアーカイブ】カヨコASMR~穏やかで温かい距離感~』が配信されました。最高です。今まで寝落ち率1.0だし最終トラックまで聴き通せた試しがないし、飽きるのがもったいないので近頃は封印しています。追い詰められたときの縋り先として温めておきましょう。あ、その話でいくと『Coward’s Delusion』もとっておきです、何とは言わんが。

 カヨコは賢い生徒です。

 「先生って、結構忘れっぽいよね。あ、いや、何か今忘れていることがあって思い出して欲しいとか、そういう意味じゃなくて」「……傘、まぁまぁの確率で忘れてくるなぁって思って。……もしかして、わざと? ごめん、今のは無し。気にしないで」「(中略)でも、話してたらなんていうか……私に会うまでのあいだに、誰か別の生徒に会って傘を貸したとか、そういう理由な気がしてきた。ま、真相は何でもいいんだけど

 「あ……傘? はぁ、悪いけど、それはお断り。先生に傘を貸したら、絶対こっち側に傾けてくるだろうから。知ってる。ていうか、この間もそうだったでしょ。先生が風邪引いたら、困る子がたくさんいるんだから。体には、気を付けてもらわないと」「(中略)これで風邪なんて引いたら、どうしても私のせいだろうなって思うよ。……あぁ、いや、今のは言葉が違ったかも。私のせいになるのが困るってわけじゃなくて……ただ、先生が風邪を引いたら困るって話」

 「雨? あー……まぁ、そこまで積極的に好き、ではないかな」「(中略)まぁ昔より雨は嫌いじゃないよ。うん、『嫌いじゃない』。……それが、表現としては一番近いかな」「(中略)先生は、雨好き? ふっ……そっか……そういうと思った。ううん、別に理由は言わなくていい。どうせ、私がちょっと困惑するようなこと言うだろうから」

 先生にとってめんどいムーブを避ける、正しく事を伝えようと言葉を選ぶ、慎重で聡明なところが大好きです。信頼できる距離感ですね、それはシャーレの部屋掃除トラックからも読み取れることで、何の心配もなく任せてるところ、声が少し遠くなる距離にいながらその部屋に一緒にいることが肌で感じられるとか、要するに近くじゃなくても通じ合っている、そのことをふたりとも分かってるし、他方がそれを分かってることも分かってる、けどそのうえで距離をつめすぎない関係が居心地よい。

 まさに私が理想とする湿度です。その点、最初の相合い傘トラックでぐいと寄せてくるのは“解釈違い”です、カヨコはそんなことしない。でも初視聴時はめっちゃどきどきした。

 以上、挨拶代わりの雑談でした。やっぱSFW音声作品は世界を救う。

 

 

 

 ほんへです。といっても話題はあちこち飛びながら進むよどこまでも。

 後半の3.と4.は明るめの話なので、そっちだけ読むのをお勧めします。

 

1.

 近頃は、というか去年の夏くらいからツイッターの投稿が減退しているほか、諸君らのツイートをちゃんと追ってはいながらもここ最近ハートマークを付けられていません。すみませんでした。いや謝るのもおかしいかもしれんのですが、悪かったと思う心があるので、初手謝罪安定とさせていただきやす。

 端的に言えば、他人の呟きに俺が「いいね!」って言いながらわざわざ首突っ込むの何かきもいなって思ったからです。俺のいいね欄見れば分かるとおり、レコメンドされる普通のツイートにいいねするのは問題ないんです、なにせ数千数万のファボリツのなかで俺の存在が特別に相手に想定されることはないので。ただ君らは「鈴口痙攣」の裏に俺の影を見るであろうわけで、その時にどう思われるんかなという過剰自意識にあてられて色々と疲れて億劫になってしまっタ。あるツイートにはいいねして、こっちにはしなくて、傷つけたりしないかとか、変な場面で出しゃばって顰蹙を買ったりしないかとか、めんどくさいんだよね。めんどくさいのは俺のほうなんだけど。

 いいねシステムを廃止してほしいと思うくらいには俺自身が誰がいいねしたかを気にする人間なんで、俺がいいねしなかったことで君らも「冷たいなあいつ」と思ってそうだなと変に推察してます。いいねするかしないか迷ったら放置で済ませていたところを、今後は迷ったらとりあえず押していく方向でいこうと思います。押すか押さないかで迷うのを避けるためだけなら、どちらかといえばまぁ押したほうが世界の幸福量的には良いはずなので、多分。

 

2.

 俺の小学生の卒業文集は、おおまかに言って「夢を見つけられたらな」でした。うちの文集では基本的に将来の夢について語るよう指示がありましたが、ありきたりな文章を書くのが嫌だったというのが3割、マジで夢なんてなかったというのが7割で、俺は「夢を見つけることが今んとこの〔夢〕です」ということを綴ってました。

 大学生になって過去の自分の声がうるさくなってきています。いや夢というか、やりたいことは見つかっているんです、ただそっちに舵を切る手が動かないということです。

 それをやるには、たぶん今の路線からいったん降りる必要があると思います。塾に通い始めた小学生時代から握ってる切符を捨てにゃならんのだと思います。でもだいぶ難しくないですか。たとえば君、お笑い芸人になりたいからって退学できます? そんな踏ん切りつきませんって。いや「決意があれば恐れないはず、俺に覚悟が足りないだけ。中途半端に願ってんじゃねーぞ」ってのは正しいんですけど。

 お前らはよくデキた人間なので、例えば俺がいま役者になりたいって言っても背中を押すんでしょう。まぁ俺も他人の誰かさんならどんな生き方でも良いと思いますけど、俺自身はそこまでロックになれない。今まで考えなしに作ってきた経歴を潰せない。十年後にどうなってるかはさておき、マトモな職に就くまでの既定路線は外せない。

 ある種の呪いだなって最近思ってます。学歴っていう十字架を背負ってるせいで不自由になっている。なまじ上の方に来てしまったせいでバンジージャンプに挑戦するのに必要な覚悟が増してますやん。これ元々人生終わってる人間だったら簡単に飛び降りれますからね、何も背負うものがないっていう点で自由なので。

 気付いたら階段をだいぶ上ってきてしまっていたもんだから、「もう俺はマトモな生き方しか許されない」みたいなのが規範として完成しちまっているわけです。失うのが怖いとかではなくて、いまさら下りれない。社会的にそうあるべきとか、身内の人への義理とかではなくて、もうこの飛行高度を維持する以外はあり得ないだろといって盲目的になっている、ただ単純にそれだけ。

 あ、「やりたいことあるくせにちっとも自分から動かないよね、怠けのための言い訳だよね」は禁止です。そういう捨てられない学歴の心理障害があるだけでだいぶ後ろ髪を引かれるんだってことにさせてください。守りたいものがある奴は弱いって言うっしょ(適当)。

 何が言いたいかってーと、俺も今のやりたいことに身を投じられたらなぁってことです。最近はバイト帰りに見かける美容室で夜の営業終わりに一人でヘア練習用マネキンに向かってるねーちゃん見て辛くなっています。ていうか一般的に専門学校っていうのはそういう夢とか主体的な営みの象徴なんだよね。大学落ちてりゃ良かったのにな。ていうか高校にも拾ってもらわなけりゃ良かったのに。

 うん、何してもペシミズムするからifルートを考えたって意味ないし、俺は一生成功できない側の人間なんだけど。君らはこうなっちゃだめだよ。あ、君らはハナから夢をもっている人間だったか、心配いらないね。

 

 

 

 じゃあ明るい話をしよう。

 

3.

 ハヤテのごとく!』というアニメが大好きでした。よく買って読んでいたコロコロコミックに少年サンデーの広告ページがあって、そこに綾崎ハヤテがいて一目惚れしました。いや男キャラなんですけど、ワンピース姿で可愛かったんです。意味不明でしょ。

 ちょうどそのあと小二か小四のとき、アニメ2期の放送がありました(放送期間を確認しましたが初放送か再放送か覚えていない)。このときからハヤテのごとく

 

300 名前: 迎撃ミサイル(樺太) 投稿日: 2007/10/05(金) 11:31:22 ID:5rVKK9zmO
>>288
人生…かな?

 

 アニメ見始めたら一気に桂ヒナギクが好きになって、ここが俺の歪んだ人生のファーストインパクトだった。

 で、俺は絶望の感度が高いっていう話をこれからします。アニメが終わったあとの虚無感の感度です。

 2期が終わったあとの絶望は小学生の俺にはきつすぎ。初深夜アニメだったけど、それにしてはデカすぎる執着というか心酔具合だったので、拠り所を失うってのがどういうことかを知らされた。

 アニメ3期が引き続き小四のときに、そして4期が小五の放送されていた(番組表で最新作の放送を知るたびに飛んで喜んだ)んですが、1期2期から作画が変わったこと、2期までと大きく異なるストーリーについていけなかったこと、塾の存在があったこと、そういうわけで見てなかった。ほんま作画変えた奴殺すぞ。

 幼少期の記憶のなかでもズバ抜けてよく覚えているのは、塾に行くか塾から帰った最寄り駅のトイレで泣いたことで、成績が悪かったのか理由は覚えてないが、小五か小六にしては割と真剣に死のうと思ってた。当時そんな熱心に勉強してなかったと思うんだけど、それはそれとして成績悪いのってんで追い詰められてた気がする。で死んだほうが楽かなって思ってたんだけど、最終的には真面目な顔で「でもハヤテのごとくが完結するまでは死ねないから……」って結論に至ってた。今思い返しても面白すぎるわ。死ぬ死なないよりもハヤテのごとくの最終回が見れないっていうことのほうが大きな部分を占めていたんだね。クソデカ精神支柱すぎるって。

 そんな感じで、俺は幼少期から173度くらいの傾きでアニメによっかかって生きてきた人間でした。そしてそれがなくなったときには空っぽになっちまう人間でした。アニメ見てるときでもヒナギクが好きすぎて現実に存在しないことに絶望してました。古のオタクのネットのノリを独自に体現する小学生でした。

 

ハヤテのごとく!

ヒナギクヒナギクヒナギクヒナギクぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ヒナギクヒナギクヒナギクぅううぁわぁああああ!!!あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくんんはぁっ!桂ヒナギクたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!アニメ2期7話のヒナギクたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!人気投票2位決まって良かったねヒナギクたん!あぁあああああ!かわいい!ヒナギクたん!かわいい!あっああぁああ!コミック完全版も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…アニメも人気投票もよく考えたら…ヒ ナ ギ ク ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!白皇学院ぁああああ!!この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のヒナギクちゃんが僕を見てる?表紙絵のヒナギクちゃんが僕を見てるぞ!ヒナギクちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のヒナギクちゃんが僕を見てるぞ!!エプロン姿のヒナギクちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはヒナギクちゃんがいる!!やったよ雪路姐さん!!ひとりでできるもん!!!あ、生徒会のヒナギクちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!あっあんああっああんあ瀬川ぁあ!!、!!美希ぃああああああ!!!理沙ぁあああ!!ううっうぅうう!!俺の想いよヒナギクへ届け!!白皇学院のヒナギクへ届け!

 

 同じ話で、2019年春の艦これ鎮守府第三次瑞雲祭り・瑞雲パラダイスに参加した帰り、八景島からの京急本線で外を眺めながら感傷に浸って、家に帰ったら号泣してました。親に何で泣いてんのってドン引きされて「楽しかったから……」って泣きながら震える声で答えました。本当にイベントが楽しくて、それまでの人生ではぶっちぎりでトップの一日だったといっても過言ではない。楽しかったっていう感想はこのうえなく純粋だったし、逆にその後は普通の高校生活に戻ること、祭りのあとでさびしかったこと、今日みたいな日はずっと続いてくれないんだなっていうのが辛くて泣いた。

 あと一部の人間にめっちゃイジられるんだけど、前の夏のお台場ARK2CSの動画で、観覧車乗って夜景見てるときに泣きかけたのも今思い出した。わし、意外と泣き虫なのかもしれん。あとついでに最近ユウカとノア(ブルアカ)が出てくる夢見たんすけど、そのときは久しぶりに絶望した。たぶん俺みたいな人間には、ゆいとか好きな人よりも、アニメキャラみたいな現実にいない存在が夢に出てくるほうが破壊力が大きい。架空から実在の向きに近づいてくる量が大きいほどやばい。ノアは無限遠の距離にいたのが一気に夢で近づいてきたわけで、それがまた失われると喪失感が半端じゃない。ノアに比べたらもうゆいなんて手中にあるようなもんだろ。

 そんな感じで思い出話でした。失くしたら死にたくなるような何かにまた出会いたいな。それくらい何もかも忘れて追いかけるものが、艦これ以降は見つけられてないなって思い、なんか悲しくなってきました。でもハヤテのごとくもそうだけど、あのころは幸せだったなぁと、少しの疑念も後悔もなく振り返れるのは我ながら良いことだと思う。

 

4.

 もう一個昔話を記録して終わります。

 「AZK」という小中の同級生が好きでした。読み方は教えないので、まぁ適当に認識してください。

 あ、これ全人類初めて知る内容です。修旅の資料にもないし、誰に話したこともないです。まぁ正確にいうと修旅の資料に彼女の話題は隅にちらっと乗ってます。

 一二三四年生のクラスで、年度初めの座席で出席番号が同じく若かったんで自然と親しくなりました。で五六年生のクラス替えで離れたんで仲は解消されちまいました。ほんで別クラスのことはあんま気にしてなくて、なんかこの時に不登校気味になってたっぽいことを知ってたんだけど何とも思ってなかった。せいぜい最近見かけないなぁくらい。さて中学一年のときにまた同じクラスになったんで、同じようにまた話す機会ができました。俺は小六から一気に深夜アニメを見始めていたんですが、久しぶりに会ったあっちもそういう人間に出来上がってました。中一にして私は初めてのオタク仲間を得たんで、あほみたいに喋ってました。家庭科の授業中に裁縫しながらずっと雑談し通したのを覚えている。アイマスとかラブライブの誰推しかって話とか、「orz」ってどう読むか議論したりとか。

 中一の夏に艦これ始めたあと、彼女のほうも始めてくれて、LINEグループで「◯中鎮守府」を設立しました。中二以降はクラス別だったけど、艦これを通じてつながりは残してました。いまLINEの履歴確認したら2018年高校進学後も8月までは連絡とってました。しかも相互に誕生日祝うコメ送ってるし。でまぁ自然に話すことなくなってそのまま時間止まってますね。

 高校卒業してゆいっていうサンドバッグを失ってから、まれによくAZKのことが思い出されます。まぁ気付いてなかったけど当時から好きだったんだと思います。彼女は容姿に特別優れてるってわけでもなくて、ただ単に話が合う、話していて楽しい、会って楽しくて好きっていう人でした。その点でいうと今までの片思い遍歴の中では異質で唯一の存在です。そういうこともあって、なかなか忘れられないし、貴重な存在だったなと思い返します。俺もあぁいう恋を経験できてたんだなぁってしみじみとする。

 6年ぶりに連絡取ろうかな。いや実は今までもこういうことしてて、浪人期に小中の他の女子のLINEを友達追加したりなど(もちろん応答なし)。なんの意味もないだろうけど、なんか今の状況が打開されないかなっていう淡すぎる期待をもってそういうことしたがるものなんだよ。いろいろとどうでもよくなってくると、あとさき考えずに期待に賭けて無茶をしたくなってくる。息苦しいなかに風穴が開かないかなって。そういう希望、いつだって見出してしまうんだね。なんて愚かなんだ……。

 

 

 

 

 疲れたでござる。wordを眺めすぎて画面上の文字が巨大な壁に見えてきた。分かる人いる?w

 気が向いたらまた更新するけど、たぶんしない。

 他の人もこういうの書いて欲しいなぁって思うけど、まぁ忙しくてそんな時間ないか。いろんな人のいろんな話聞きてぇ~~。

 ほんま唐突に終わります。読んでくれてありがとうね。